コラーゲンは肌に‘ハリ’と‘つや’を生み出す!
◎コラーゲンってナニ?
コラーゲンはひとことで言うなら、人間はもちろんあらゆる動物の体内に存在するタンパク質の一種です。
女性ならコラーゲンと聞けば、化粧品に配合されているコラーゲンを思い浮かべる方も多いでしょう。
でも、コラーゲンは化粧品だけでなく、私たちの体の健康増進に役立つものなのです。
私たちの体は、水、脂肪、無機質そしてタンパク質の4つの物質で作られているのです。
そして人間の場合、全体重の約20%がタンパク質であると考えられていて、そのタンパク質の約3分の1を占めるのが、今回話題のコラーゲンだということです。
◎このコラーゲンの大切な役目とは?
コラーゲンは細胞と細胞をつなぎあわせる足場の役目をしています。
レンガ壁に例えるなら、細胞というレンガのすき間を埋めるセメントの役目をしているのがコラーゲンです。
そして、単に細胞同士をつなげるだけでなく、体の組織の中で互いに橋を掛け合い、しっかり結びつくことで強靱な弾力性、柔軟性を生み出す原動力にもなっています。
このようにコラーゲン同士が橋を掛け合うことを「架橋」といいます。
◎コラーゲンの老化
老化…
誰でも避けて通れないことですが、人間が年をとるにつれてコラーゲンの新陳代謝が衰えてくると、古いコラーゲンがなかなか分解されないために、老化架橋とよばれる悪い架橋ができることがわかっています。
老化架橋が増えると血管が固くなったり、関節がこわばったり、皮膚の水分が失われシワができるなど老化現象の原因になります。
特に皮膚について言えば、コラーゲンの老化によって肌のカサカサ、シミやソバカスの沈着がおこります。
◎コラーゲンは肌のハリとつやを生み出す!
私たちの皮膚は外側から表皮、真皮、皮下組織(皮下脂肪)の三層に大別できます。
その皮膚の本体をなす真皮の主役はコラーゲンで70%を占めています。
真皮中のコラーゲンはやはり互いに橋を掛け合い、網目状に張り巡らした繊維の間にたっぷりの水分を抱え込んでいます。
そのおかげでいつも肌は潤いを保っているのです。
ですから、コラーゲンを積極的に飲む・食べて、いつまでも潤いとつやのある肌でいたいものです。
皮膚の構造 |
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コラーゲンに関するホームページ
→コラーゲンって何?美容に健康に人気素材のコラーゲン
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